カラス自由研究帳

個人的に気になったことをつまみ食い程度に調べて、「ははあそうだったのか」と納得するだけの無害なノート

武道・格闘技の併修・掛け持ちってどうか?

「掛け持ちはしない方がいい」が多数派

ネットで調べてみると、武道・格闘技の掛け持ちはしない方がいいというのが多数派のよう。理由としては、その格闘技によって構えや足さばきが異なり、我流になりかねないからということが挙げられる。特に似ている格闘技、空手+ボクシング、少林寺+蟷螂拳など、系統が同じだと混乱しやすいという。空手とボクシングの例はイメージしやすい。打撃系なのは同じだが、確かに構えも違うし、足さばきも全然違う。空手は型も重視されるから、ボクシングが混じってしまうと逆に減点の対象とかになりそう。

系統が違えばいいのか??

一方で空手+柔道みたいに打撃系と組技系の組み合わせや、空手+剣道みたいな打撃系と武器系の組み合わせの場合だと、少し許容派は増える。打撃+打撃とか組技+組技の組み合わせよりは悪影響少なそうだし、まあ何となく分かる。大昔は武芸百般とか武芸十八般とか言って、武士は色んな武芸を修めることが良しとされていたことなども含めて考えると、特に悪いことはなさそうだとも思う。軍隊格闘術だって、自衛隊なら日本拳法と柔道とか、ロシアならサンボとシステマというふうに複数の格闘技を組み合わせたものだ。米軍なんて、世界各国のあらゆる武術・格闘技を組み合わせている。米海軍のMCMAPはボクシング、レスリング、空手、合気道ブラジリアン柔術クラヴマガエスクリマ、ムエタイ、カンフー、テコンドーなどから取ってきているというし、そういう意味では問題ないものなのかもしれない。

懐疑派の意見の大多数は、「悪影響は少なそう」とは譲歩つつも、「そこまでやる時間があるのか?」「中途半端に二つやるくらいなら一つ極めてからにすれば?」といったものだ。

「そんな時間がない」は結構真理かも

武芸百般や軍隊の話を入れてみたものの、僕は兵隊でも武士でもなく、格闘技マニアでもない。ITの営業マンなのだから、営業の技術やITの知識、マネジメントスキルなど、そういったものを極める方が大事だ。

徒然草に、ある僧侶が馬術やら和歌やら業務に直接関係ないことを習いすぎて結局何もかも中途半端な坊主になってしまったという話があるが、週4で2つの格闘技と武道を習ったとしても、徒然草の坊主のように全部中途半端になってしまうのがオチだろう。

そもそも、僕は仕事だけでなくまだ育児と家事も当分やらなければならないので、週4なんて絶対に許されるわけがない。というわけで、欲張らず習ってみたいものを一つだけ、慎重に慎重に選びたいと思う。

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