水は1日何ml飲むべきか?
人間は1日にどれくらいの量の水を飲めばいいのか、どれくらい飲むのが健康的だと言えるのかを調べてみる。2lと聞いたこともあるし1.5lと聞いたこともあるがどれが正解なのかを確認したい。
水分補給量と水分総摂取量
まずこの2つが混在していることが、結局どれくらい水を飲めばいいのかを分からなくさせている。
水分は水や飲み物からだけでなく、食べ物にも多分に含まれている。飲む水と食べ物に含まれる水分を足した水分総摂取量が摂取すべき水分量全体のようだ。早稲田大学人間科学学術院によると、日本人が1日に必要な水分総摂取量(食べ物も含む)は2.5l、うち2.0lは水や飲み物から摂取するのがよく、そのうち1.2lはジュースやコーヒーではなく水で飲むのが望ましいとのこと。
結構バラバラな水分補給量
ただ、他の調査もみるとかなりバラバラで、例えば長寿科学振興財団とサントリーは1.5lだと言っているし、全国清涼飲料連合会は1.3lだと言っている。厚生労働省と環境省は1.2lだ。このように1日に必要とされる水分補給量は1.2l〜2.0lまで諸説ある状態だ。
各個人の体重・身長・運動量、あるいは温度・湿度といった外部環境で大幅に異なると思われるが、最低でも1.2l、なるべく1.5l、暑い日や運動した日は2.0l、というふうにするといいかもしれない。
コップに換算するとどれくらい?
さて1.5lはなるべく飲むとしてどうやって測るか?ペットボトルの水なら1.5lを1日で飲みきればいいということになるが、そんな重い物を持って動き回りたくないし効率が悪い。自分がよく使う水を飲むための道具としては下記のようなものがある。
- 会社紙コップ:150mlなので10杯分
- 自宅のグラス:200mlなので7,8杯分
- 自分の水筒:500mlなので3回分
効率的に考えるなら持ち歩いてる水筒で3回水を入れ替えるのがベターだがそれもちょっとめんどくさいというか、義務感に駆られそうなので、いつも飲んでる感じで立ててみた。
- 会社紙コップ:150×4杯=600ml
- 自宅のグラス:200×5杯=1,000ml
- 自分の水筒:500ml×1回=500ml
2lを超えてしまった…
自分にとってはいつも通り飲んでればいいということのようだ。